PR
4/1朝まで
どなたでも有料記事が読み放題「無料開放デー」開催中!

 米Magma Design Automation Inc.は,新たなインプリメテーション設計(RTL→GDS-II)用EDAツール「Talus」を発表した(ニュース・リリース同日本語訳)。65nm以下の先端プロセスで作るLSIをターゲットにしている。

 Magmaはこれまでインプリメンテーション設計向けには,自動レイアウト設計ツール「Blast Fusion」に代表される「Blast」シリーズを提供してきた。同社は昨年4月に「Cobra」と呼ぶインプリメンテーション設計用の製品を発表したが(Tech-On!関連記事),CobraはBlastシリーズの延長上にあったという。これに対して,今回のTalusは「次世代のインプリメンテーション設計を担う」とする。

 Blastシリーズと新しい「Talus」には,次のような違いがある。Blastではフロアプランやデザイン・プランは基本的にマニュアル処理だった。これに対してTalusでは,全自動になるという。また,Blastでは,タイミングとチップ面積,消費電力,シグナル・インテグリティを同時に考慮して処理を進めていたが,Talusではさらにバラつきを考慮した処理も可能にしたとする。さらにTalusはマルチプロセサ上での分散処理によって,処理のスループットを上げる機能を備えている。

 ニュース・リリースには,米NEC Electronics America, Inc.のJohn Fallin氏(executive director, Custom SOC Engineering)のコメントが紹介されている。「Talusを使用することで,1200万ゲート以上の大規模チップをフラットで設計できる。例えば,新しいフロアプランを一晩で確認できるからである」(同氏)。Talusには論理設計者向けの「Talus LX」とフィジカル設計者向けの「Talus PX」がある。詳細は後日発表される模様。