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 キヤノン 代表取締役 会長兼社長の御手洗冨士夫氏は,次期社長に内田恒二氏が就任することを報告した記者会見で,「2006~2010年の5年間でまだ世界ナンバーワンでない事業をナンバーワンに,既にナンバーワンの事業はダントツにしたい」と既存事業の強化を打ち出した。

 同社によると,まだ世界ナンバーワンでない事業には,インクジェット・プリンタ,ビデオ・カメラ,ステッパなどがある。既にトップ・シェアを得ているデジタル・カメラ事業については「素早い環境変化を読み違えれば他社に抜かれてしまう。絶対負けないように強化する」とした。

 2006~2010年の5年間は新規事業を育成にも取り組み,将来的に各事業で世界ナンバーワンの地位を得たいという。手掛ける新規事業にはSEDを使った大画面の薄型テレビ,有機ELパネル,背面投射型テレビX線デジタル・カメラなどがある。御手洗氏は新社長への期待として,主な経営指標がすべて世界のトップ100社に入りすること,キヤノンを世界のどこでも尊敬され歓迎される企業にしていくことを挙げた。

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