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先端医療振興財団 理事長の井村裕夫氏
先端医療振興財団 理事長の井村裕夫氏
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分子イメージングの基盤技術の一つに「エレクトロニクス」を挙げる
分子イメージングの基盤技術の一つに「エレクトロニクス」を挙げる
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 「21世紀の診断と治療は『分子』によって進歩する」——。先端医療振興財団 理事長の井村裕夫氏は,GE横河メディカルシステムが2006年5月13日に開催した「One GE Healthcareセミナー」の基調講演で,「分子イメージング」が今後の画像診断を大きく変えるとした。

 分子イメージングは,例えば遺伝子の塩基配列の個人差によって,特定の病気が発症する確率や薬の感受性などが違うことを生かす診断や治療である。こうした医療技術が確立することで,発症前の診断や早期の診断が可能になるほか,患者個人に応じた治療効果や薬の有効性を評価できる,いわゆる「テーラーメイド医療」が進むとした。

 分子イメージングの進歩に必要な基盤技術の一つとして,井村氏は「エレクトロニクス」を挙げた(図を参照)。エレクトロニクス技術を基盤とした新たな計測機器の開発が,分子イメージングによる医療を確立する重要な要素になるという。将来の医療に向けて,エレクトロニクス技術の必要性はますます高くなりそうだ。