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 Dolby Laboratories, Inc.の新コーデック「Dolby TrueHD」の披露イベント「HD2 EMOTION!」が2006年5月15日,表参道ヒルズで始まった(発表資料)。次世代DVD向けに開発された可逆圧縮コーデックであるTrueHDは,HD DVDの必須音声,Blu-ray Discのオプション音声に採用されている。表参道ヒルズ地下3階の大階段の裏手部分を使ったデモ会場では,東芝のHD DVDプレーヤと松下電器産業のBlu-ray Discプレーヤ(試作機)を使って,次世代DVDの映像とともにTrueHD音声を体験できるようにした。


デモ会場の最前列2席ではコンテンツに合わせてシートが振動する「D-BOX」も体験できる。

 2006年2月にオープンしたばかりの人気スポット表参道ヒルズにスペースをとって2週間(2006年5月15日~28日)にわたる大型イベントを開催するDolby社。狙いは「女性」だ。Dolby社の日本支社でマーケティングを統括する松浦亮氏は,「ホームシアターにあまり興味がない層,特に女性に最高峰の音を体験してもらいたい」と話す。オープン・スペースで人気歌手のプロモーション映像やライブ映像,最新映画の予告編を再生することで,オーディオに関心の薄い人にもアピールする。


会場は東京の新名所,表参道ヒルズ

 デモ会場の機材の選定などを手掛けたオーディオ・ビジュアル評論家の潮晴男氏は,「ロスレス音声のリアリティを感じてほしい。オーディオに精通した人であれば,ストレスの少なさ,音の瞬発力に驚くはず。逆に,これまで音質を意識してこなかった人がデモを体験するときには,人の声をよく聴いてみてもらいたい。聞き慣れた好きな俳優さんの声で違いが確かめられるはず」と語る。

 初日はマスコミ向けのデモとレセプションが用意された。小さなデモ・スペースは定員9人。初めは取材写真の撮影に忙しかった各記者も迫力の音楽ライブやハリウッド映画のデモにやがて釘付けに。約30分がとても短く感じられる。数あるデモ用コンテンツの中で,記者の個人的な感想では,ジャズを聴くと音の「生っぽさ」がよくわかる気がした。特にシンバル。ジャズのシンバルは叩き方が実に多様だが,その細かな表情のひとつひとつが生き生きと伝わる。


Dolby社CEOのN.W.Bill Jasper, Jr.氏(左)と在日代表の伏木雅昭氏(右)。レセプション会場はワイン・バーの「BISTY'S」。

 イベントは2006年5月28日まで。連日,11時から22時まで開催している。約30分のデモのほか,潮氏とDolby日本支社の伏木雅昭社長の対談なども予定されている。詳しいスケジュールの確認や予約はDolby社のWWWサイトで。