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図1 開発した植物性樹脂を利用して試作した携帯電話機の筐体
図1 開発した植物性樹脂を利用して試作した携帯電話機の筐体
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 富士通と富士通研究所は東レと共同で,耐衝撃性を従来比1.5倍に高めた植物性樹脂を開発した。耐衝撃性を高めたことで,携帯電話機の筐体などへの適用が可能になった(図1)。今後,さらに改良を進め,2007年までに携帯電話機への適用を目指すという。

 今回の植物性樹脂は,トウモロコシなどを原料とするポリ乳酸とガラス転移温度の高いポリカーボネートを混合したもの。ポリ乳酸とポリカーボネートを混ざりやすくしたことで,耐衝撃性を向上させたという。なお,ポリ乳酸とポリカーボネートの混合比率は1対1で,従来品と同等である。

 富士通と富士通研究所,東レの3社が開発した従来の植物性樹脂はノート・パソコンの筐体で採用実績がある。富士通の最新モデルである「FMV-BIBLO NB80S」では筐体全体の93%が植物性樹脂になっている。