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 NTTは2006年5月16日,NTTなど5社が2005年10月より実施しているネットワーク配信デジタル・シネマ共同トライアル「4K Pure Cinema」に米Sony Pictures Entertainment Inc.など4社が新たに参加すると発表した(発表資料)。同トライアルは,米Wanner Bros. Entertainment Inc.,ワーナー エンターテイメント ジャパン,NTT,NTT西日本,東宝の5社でスタートした(Tech-On!関連記事)。今回,Sony Picture社ほか,ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント,ワーナー・マイカル, NTT東日本の4社が参加を決めた。

 このトライアルは,ハリウッド映画の業界団体DCI(Digital Cinema Initiatives)が策定したデジタル・シネマの技術仕様に基づいてデジタル上映を行うというもの。今回は2006年5月から順次,「ダ・ヴィンチ・コード」「ポセイドン」を4K規格(4096×2160画素、800万画素クラス)と2K規格(2048×1080画素、200万画素クラス)の両方で上映する予定だ。


図●デジタル・シネマ劇場内システム(TOHOシネマズ六本木ヒルズで撮影)

 これまでのトライアルでは,デジタル・シネマを公開上映する劇場として,TOHOシネマズ六本木ヒルズ(東京都港区),TOHOシネマズ高槻(大阪府高槻市)を,また配信センターとしては,WBEI Global Digital Media Xchange (米国カリフォルニア州ロサンゼルス),NTT西日本 大阪データセンタ,NTT横須賀研究開発センタを主なトライアル・フィールドに設定していたが,今回はさらに,ワーナー・マイカル・シネマズ 板橋(東京都板橋区徳丸)を上映劇場に,NTT東日本の東京データセンタを配信センターに加える。


図●共同トライアルのシステム構成

 新たに参加する企業の主な役割は以下の通り。
■Sony Pictures社,ソニー ピクチャーズ
・「ダ・ヴィンチ・コード」をはじめとするDCI仕様準拠のコンテンツ提供
■ワーナー・マイカル
・上映劇場の提供や劇場興行の運営
・デジタル・シネマ上映システムの運用管理
■NTT東日本
・東日本エリアにおける高速光ファイバー網の構築と提供
・配信センタの構築と運用管理
・デジタル・シネマ用劇場機器制御装置のNTT西日本との共同開発・提供