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 国土交通省は2006年5月18日、第4期ASV(先進安全自動車)計画を発表した。第4期は、2006年度~2010年度までの5カ年の計画。
 
 今期は、これまで実用化してきたカメラやレーダで自律的に事故を防ぐシステムを本格的に普及させるほか、前期に実証実験を始めたクルマとクルマが無線通信して事故を防ぐ「情報交換型運転支援システム」の一部実用化を目指す(関連記事1関連記事2)。

 ASVで開発された技術の一部は、各メーカーが実用化しているが、主に上級車種に搭載が限られており普及段階には来ていない。事故を防ぐには一部の車種への導入だけでは効果は少なく、今後は幅広い車種にASVを普及させることで事故全体を低減する考え。このため、ドライブレコーダなどによるASVの各システムの効果を評価したり、ユーザーが先進技術を搭載したクルマを購入しやすくするようなインセンティブ制度の導入を検討する。

 また、車車間通信の一部実用化については、具体的なイメージはまだ固まっていないというが、実用化するなら「多くのクルマが無線通信機能を搭載する必要があり、そのためにはインセンティブの導入も必要となるだろう」(国土交通省担当者)との考えを示した。

図1◎第4期のASV推進計画。
図1◎第4期のASV推進計画。
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図2◎第4期のスケジュール。
図2◎第4期のスケジュール。
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