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 ミツミ電機は,IEEE802.11a,同b,同gの3種類の無線LAN方式に対応したワンチップIC「MM3298」を試作し,「CEATEC JAPAN 2006」に出展した。会場では電波環境が悪いため,ケーブルを使ったデモを実施した。

 MM3298の外形寸法は9mm×9mmで,72ピンのQFNに封止する。消費電力は1W程度。組み込み機器用としては小さい値ではないが,無線LANの採用を検討している国内外のメーカーに対して「ユーザーごとのきめ細かい対応」をアピールするという。

 会場の説明員によると,あと2回くらいは試作品を作り,2007年末には量産したいとした。量産品には,RFやベースバンド,MACそれぞれの処理回路,CPUコア,フラッシュ・メモリ,レギュレータを集積する。現在の試作品にはフラッシュ・メモリは内蔵しないが,量産時にはフラッシュ・メモリを内蔵する。

 同社は,IEEE802.11bと同gの無線LAN用ICを2006年2月に開催した自社展示会「MITSUMI SHOW 2006」に出展していた。同展示会では,IEEE802.11a/b/gの開発意向を示していた。

【お詫びと訂正】 掲載当初の記事でMM3298がベースバンド処理用ICとしていましたが,正しくは現在の記載どおりRFやベースバンド,MACそれぞれの処理回路,CPUコア,フラッシュ・メモリ,レギュレータを集積するワンチップICです。お詫びして訂正いたします。