設計が大規模になれば階層的に処理する。こんな当たり前のことが,チップのレイアウト設計ではあまり実行されてこなかった。バジェッティングと呼ばれる,パスのタイミングをブロックに割り付ける作業を人手で処理する際の負荷が大きく,時間短縮という階層処理のメリットが相殺されてしまうためである。今回NECは,回路ブロックの境界を自動的に最適化する技術を開発し,バジェッティングを不要にした。人手で2カ月かかっていたバジェッティングが,3時間の自動最適化処理で代替できるようになる。1日で1000万ゲートのLSIのレイアウト設計が可能になる。
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