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 番号ポータビリティ(MNP)の開始を20日後に控え,NTTドコモが制度導入後のユーザー動向について見解を示した。「CEATEC JAPAN 2006」の基調講演の壇上で,同社 代表取締役副社長の石川國雄氏(右写真)が「最近の市場調査を見ても,(ユーザーのキャリア変更は)静かな感じになるのではないか」と予想を述べた。

 MNPはauに有利に働くと予想される中(Tech-On!関連記事1),石川氏はドコモの解約率が減少傾向にあることをスライドで示し,「各種のリテンション(顧客維持)施策が浸透している」と自信をのぞかせる。解約率は,2003年度平均が1.21%,2004年度が1.01%,2005年度は0.77%と減少。2006年度第1四半期(4月~6月)も引き続き0.64%にまで下がっているという。

HSDPA端末は来春2機種を追加

 今後の取り組みについて同氏は,高速無線データ通信技術「HSDPA」に対応する端末を2007年春に2機種追加すると発表した。同社は2006年8月末に初のHSDPA端末として「N902iX HIGH-SPEED」を発売している(Tech-On!関連記事2)

 FOMA端末については,同社の全契約数に占める比率が2006年6月に50%を超え(Tech-On!関連記事3),2006年度末には2/3に達する見込みという。2006年秋に利用可能エリアをmovaを上回る水準に拡充するとした。