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図1 映像に関連付けたインデックス情報を基に映像を絞り込む
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図2 「宅内どこでも簡単視聴」の概要
図2 「宅内どこでも簡単視聴」の概要
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 日立製作所は,「宅内どこでも簡単視聴」と名付けた家庭内AVネットワークの将来像をCEATEC JAPAN 2006で見せた。家庭内のさまざまな機器に蓄積した映像コンテンツを一括で検索したり,一つの機器で再生を中断した場面から別の機器で再生を再開したりするデモを行った。日立製作所の組込みシステム基盤研究所が,DLNAなどの家庭内ネットワーク規格が普及したときに,ユーザーにどのような利便性を提供できるかを検討した成果である。

 映像コンテンツの検索機能は,パソコンやHDDレコーダなどの複数の機器に蓄積したコンテンツを,インデックス情報を用いて絞り込むものである。今後は家庭内の録画機器が増えると見込んで,コンテンツを探す手間を軽減することを目指した。蓄積した機器,映像のジャンル,所有者などの任意の項目をリモコン操作で選択することによって,画面に表示するコンテンツ一覧を絞り込む(図1)。検索対象は,DLNAガイドラインの「Digital Media Server(DMS)」に対応する機器である。映像コンテンツのファイル名にジャンルや所有者などを関連付けたデータを絞り込み検索に用いる。

再生を停止した場面から別の部屋の機器で再開

 一つの機器で再生を中断した場面から別の機器で再生を再開する機能は,リビング・ルームのテレビで視聴していた映像の続きを,寝室のテレビで視聴するといった利用シーンを想定した。いわゆる「レジューム」機能を,別の端末にまたがって実現するものである。リモコンのボタンを1回押すだけで再開できるようにした。再生を停止した場面の情報をコンテンツに付与しておくことによって,再開のためのボタンを押されたテレビがその場面から映像を再生する。このとき,映像コンテンツがどの機器に格納されているかは問わない。DLNAなどを利用することで,他の機器に蓄積したコンテンツをストリーミング再生する。

 このほか,日立製作所のパソコン「Priusシリーズ」に搭載した,自動でハイライト映像を再生する「いいとこ観」機能を,ネットワーク経由で使えるようにした(図2)。パソコンでハイライト映像を生成しながら,別の機器でストリーミング再生する。