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 世界3位のアルミニウム(Al)メーカーであるロシアRUSAL Groupは,現地時間の2006年10月9日,世界1位に躍り出る合併策を発表した。同業のロシアSUAL Groupとスイスの商社Glencore International AGのAl事業およびアルミナ(Al2O3)事業を合併し,新会社「United Conpany RUSAL」を設立することで基本合意したという。新会社は,現・世界最大のAlメーカーである米Alcoa Inc.を抜いて世界のAl市場シェア首位に立つ。

 新会社はAlの原鉱石であるボーキサイトの採鉱,Al2O3の精錬,Alの溶錬,Al箔の生産施設を備える。従業員は11万人を超え,拠点は5大陸17カ国に広がることになる。年間生産量はAlが400万トン,Al2O3が1100万トンに達し,市場シェアはAlで12.5%,Al2O3で16%を獲得する見通しだ。

 新会社の株式はRUSALが66%,SUALが22%,Glencoreが12%を保有し,CEOにはRUSALのCEOであるAlexander Bulygin氏が就任する。合併期日は2007年4月1日を予定しており,合併から3年以内にロンドン市場への上場を目指す。