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Motorola社が初出展したモバイルWiMAXの基地局向け装置。
Motorola社が初出展したモバイルWiMAXの基地局向け装置。
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あのNokia社もモバイルWiMAX向け基地局を出展。
あのNokia社もモバイルWiMAX向け基地局を出展。
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韓国POSDATA Co., Ltd.の基地局装置は2007年中に実用化を予定する。現在,いくつかのトライアルに機材を提供しているとする。
韓国POSDATA Co., Ltd.の基地局装置は2007年中に実用化を予定する。現在,いくつかのトライアルに機材を提供しているとする。
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今回はパネル展示にとどまった韓国Samsung Electronics社。
今回はパネル展示にとどまった韓国Samsung Electronics社。
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 米国ボストンで開催中のWiMAX関連のイベント「WiMAX World Conference & Exposition 2006」の展示会場で主役を張っているのが,モバイルWiMAX対応をうたう基地局装置である。携帯電話の基地局を手掛ける大手の通信装置メーカーが,こぞってモバイルWiMAXの基地局を出展し,通信事業者に対して採用を熱烈にアピールしている。例えば米Motorola, Inc.やフィンランドNokia社,カナダNortel Networks Ltd.などが出展した。

 各社が訴求活動に懸命な理由は,モバイルWiMAX市場がまさに立ち上がり始めた段階にある今,市場に食い込めるか否かが今後の事業展開を大きく左右すると考えているからだ。「各社が開発する基地局は,機能的に大きな差はない。このため最初に市場に食い込んだメーカーが,結果として市場で使い続けられることになる。勝者になるには,今が一番大事な時期」(あるメーカーの展示説明員)という。

 韓国市場では既に,モバイルWiMAXの商用サービスが「WiBro」という名称で始まっている。WiBroのネットワークに基地局装置を提供しているのは韓国Samsung Electronics Co., Ltd.である。同社はかなり広い展示スペースを用意しているものの,実機の展示はゼロ。今回はパネルによる説明にとどまっている。これまでさまざまな展示会でモバイルWiMAXの基地局を出展してきた同社にとっては,異例ともいえる。その理由を展示説明員に問うと,次のような答えが返ってきた。「韓国のWiBroサービス地域が広がっていることや,米国市場でSprint Nextel社がトライアルの準備を進めるなど,モバイルWiMAXの基地局が足りないんだ。展示会にまで基地局を用意することができなかった」(展示説明員)という(Tech-On!の関連記事)。同じ展示説明員は「2007年1月に米国ラスベガスで開催するイベントのCESを楽しみにしていてくれ。CESではモバイルWiMAXに関連する新しい展示を披露する予定だ。基地局と端末の両方で新しい何かを披露する」と教えてくれた。