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 横河電機は,デジタル放送用監視システム「TS統合監視装置ICMS-T」シリーズのオプションとして,「階層解析&ワンセグ再生オプション」を発売した(発表資料)。従来のシステムではできなかったTransport Stream(TS)方式伝送の階層解析機能と,ワンセグ放送の再生機能をセットにしたもの。

 階層解析機能では,従来のパケットID表示機能に加え,階層表示機能を追加した。各階層の送出量を直感的に視認できるほか,映像,音声,EPGなどのデータが正しい階層で送られているかも確認できる。ワンセグ再生機能では,映像と音声,字幕,データ放送をそれぞれ再生でき,従来のデジタル放送再生機能同様,映像のスチル,早送り,巻き戻し,コマ送りなどにも対応している。これらにより,多階層伝送運用時の帯域や階層の確認,障害発生時の事後検証,システム改修後の事前検証を行えるとしている。

 ICMS-Tシリーズは,デジタル放送局のマスター技術者向けTS監視ツールで,電波産業会(ARIB)の標準規格,運用規格に準拠した700項目に及ぶリアルタイム監視が可能。同オプションでは,2006年度50システム,2007年度70システムの販売を目指す。価格は,サーバ1台+クライアント1台の構成で250万円から。