PR
2006年5月に特許庁が無効と判断したセイコーエプソンの特許。インクの漏れを防ぐためのパッキンと,先鋭度の低いインク供給針でも簡単に挿通できるフィルムなどから成る。公開特許公報を基に作成した。日経エレクトロニクス2006年7月17日号より。
2006年5月に特許庁が無効と判断したセイコーエプソンの特許。インクの漏れを防ぐためのパッキンと,先鋭度の低いインク供給針でも簡単に挿通できるフィルムなどから成る。公開特許公報を基に作成した。日経エレクトロニクス2006年7月17日号より。
[画像のクリックで拡大表示]

 セイコーエプソンがインク・カートリッジの再生品における特許権侵害でエコリカを提訴していた裁判で,東京地方裁判所はセイコーエプソンの請求を棄却し,エコリカ勝訴の判決を下した(Tech-On!関連記事)(日経エレクトロニクス関連記事)

 エコリカは「この判決により,エコリカのリサイクル製品の製造・販売が今後も認められることとなり,地球規模で環境保護の緊急性・必要性が叫ばれる社会情勢とも合致した極めて妥当な判断であるといえる」とのコメントを発表した(ニュース・リリース)

 セイコーエプソンは,今回の判決を不服として控訴する方針だ。「今回の判決は,特許庁が訴えの根拠となった特許(特許番号:第3257597号)を2006年5月22日に無効と判断した影響を受けているようだ。特許の有効性に関しては,2006年9月29日に知的財産高等裁判所が無効審決を取り消して特許庁が再審議中であり,有効と判断されると考えている」(セイコーエプソン)とした。

【訂正】 記事掲載当初,「知的財産高等裁判所が再審議中」としましたが,正しくは「知的財産高等裁判所が無効審決を取り消して特許庁が再審議中」でした。お詫びして訂正します。