京都にあるベンチャー企業の紫明半導体は,Si基板上にGaN系の発光ダイオード(LED)チップを開発した。このうち青色LEDの出力は最大10mWと普及帯にある青色LEDチップと同程度の出力で,「サファイア基板上に作成した青色LEDチップよりも半分以下の製造コスト」(同社)という。製造コストを抑えられるのは,例えばサファイア基板に比べてSi基板が約1/10の価格であったり,サファイア基板よりもSi基板のほうが軟らかく加工がしやすかったりするためと説明する。発光波長は450nm。チップの大きさは0.3mm角である。20mA駆動時の光度は1.5~2cd。青色LEDのほか,Si基板で緑色LEDも作成している。
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