ネットワークを活用して家庭での健康管理を促進する業界団体「Continua Health Alliance」は,2006年11月13日に日本とアジアにおけるマーケティングと政府渉外活動を行う日本地域委員会を設立した。日本地域委員会には,インテルとエー・アンド・デイ,オムロンヘルスケア,コナミスポーツ&ライフ,シャープ,松下電器産業の6社が参加する。2007年4月17~19日には,Continua Health Allianceの全メンバーが集う2007年春期総会を東京で開催する。
Continua Health Allianceは,従来の医療現場に加えて,家庭などの日常的な環境における健康管理を促進するために2006年6月6日に設立された(Tech-On!関連記事)。2006年11月13日時点の加盟企業は67社。健康管理機器とデジタル機器,各種サービスなどをネットワークを介して連携させるためのガイドラインを2007年秋に策定することなどを目指して活動を続けている。
日本地域委員会は,日本におけるプロモーション活動や新たな企業の加盟を募るとともに,政府や学会関係者を通じて家庭で利用する医療機器への無線技術の有効活用を促進する。例えば,日本で認められていない医療機器に対する無線を使った双方向通信などを可能にするなどの活動を行う予定という。