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 米AT&T Inc.とMahindra Telecommunications Investment Private Limitedとの合弁会社であるAT&T Global Network Services India Private Limited(以下AT&Tインド)は,2006年11月6日,インド国内で法人向けの通信事業を開始する,と発表した(発表資料)。

 これまで6年以上に渡って,米AT&T Inc.はインド政府から認められた現地のサービス・プロバイダーVSNL(Videsh Sanchar Nigam Limited)と提携,インド国内で事業を行ってきた。2005年11月,インド政府は外資出資比率74%までの企業の国内における事業運営を認可。これを受けて,AT&Tインドはインド国内で初めての外資系通信事業者として,国内長距離と国際長距離免許を取得し,今回の事業開始となった。

 今後はグローバル企業,ITサービス企業といった法人市場に直接サービスを提供する。同社は,直接サービスを提供できるようになったことが,品質および信頼性の向上だけでなく,商談,契約,請求処理の簡素化につながると説明する。