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 セキュリティ・ソフトウエア・メーカーのスウェーデンPointsec Mobile Technologies ABは,世界11都市のタクシー運転手2000人を対象に,携帯機器の置き忘れに関する調査を行った。対象都市はロンドン,シドニー,ミュンヘン,ベルリン,フランクフルト,オスロ,ヘルシンキ,ストックホルム,サンフランシスコ,ワシントン,ボンベイ。この調査によれば,直近6カ月間に携帯電話機がタクシーの後部座席に置き忘れ去られた件数(聞き取り調査を基にした推計値)は,ロンドンが5万4874台でダントツの首位だった。2位はボンベイで3万2970台,3位はシドニーで6440台である。

 PDAなどの携帯型情報端末の置き忘れもロンドンが4718台で,2位のワシントンの2260台を大きく離して首位。3位はミュンヘンで1902台,4位はベルリンで1125台だった。ノート・パソコンの置き忘れもロンドンが3179台と圧倒的に多く,以下,ミュンヘンが355台で2位,ボンベイが349台で3位と続く。

無事に戻る率が高いのもロンドン

 ただし,こうした携帯機器が持ち主の手に戻りやすいのもロンドンの特徴という。11都市の平均では,忘れられた携帯電話機の75%が持ち主に引き渡されたが,ロンドンでは96%までもが持ち主の元へ戻っている。ほとんどの場合,タクシーの運転手が利用客を追いかけて手渡しているという。一方,回収率が低いのがサンフランシスコ。携帯電話機もノート・パソコンも,置き忘れの68%までが戻ってこないとの調査結果が報告されている。