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 IDC Japan(本社東京)は,2006年第3四半期の国内の企業向けプリンター市場の調査結果を発表した(発表資料)。この調査は,同社が四半期ごとに実施している出荷調査に基づく。調査によると,レーザ・プリンター全体の出荷台数は対前年同期比1.1%増の26万9000台,カラー・レーザ・プリンターは同比3.2%増の7万2000台。レーザ・プリンター全体に占めるカラー・レーザ・プリンターの出荷台数比は26.9%となった。

 レーザ・プリンターの出荷台数は,2002年から2003年第2四半期まで前年同期比で減少を続けていたが,2003年第3四半期に上昇に転じた。その後の成長は鈍化しているものの,概ね前年同期と比べてプラスの出荷となっている。2006年第3四半期は前年同期の出荷を上回った。企業内でのレーザ・プリンターの買い替え需要は底固いと同社は予測する。

 カラー・レーザ・プリンターは,2006年の第1,2四半期ともに前年同期の出荷を下回ったが,2006年第3四半期には前年同期比でプラスに転じた。しかし,レーザ・プリンター全体に占めるカラー・レーザ・プリンターの出荷割合は伸び悩む。依然として,カラー印刷とモノクロ印刷のランニング・コスト差が大きいことから,企業内では既存のモノクロ・レーザ・プリンターをカラー・レーザ・プリンターで置き換えることに躊躇しているという。

 レーザ・プリンター全体の出荷数は2007年前半まで堅調に推移すると同社はみているが,レーザ・プリンター全体におけるカラー・レーザ・プリンターの出荷台数比率は,2007年には大きな伸びを期待できないとする。