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ベース材料市場の内訳
ベース材料市場の内訳
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 富士キメラ総研は,2種類以上の材料を複合化した複合材料の世界市場調査の結果を発表した。今回の調査品目は,メソポーラス材料やナノマテリアルなどを含むベースとなる材料22品目,半導体やディスプレイなどを含む先端ハイブリッド製品27品目の合計49品目である。

 調査によると,2006年のベース材料の市場は4790億円の見込み。2010年には2006年比で1.58倍の7599億円の市場規模になるという。内訳を見ると,52%を繊維系の材料が占める。中でも期待される炭素繊維系材料は2006年が840億円の見込みで,2010年までには1365億円に成長すると予測する。炭素繊維はスポーツ,レジャー,航空宇宙といった幅広い用途を想定する。またナノマテリアル市場も2010年までに倍近い市場が立ち上がると予測する。

 2006年の先端ハイブリッド製品市場は1兆400億円の見込み。この市場はセラミック・コンデンサや有機ELといった成長が期待される品目が多く,2010年には2006年比約1.2倍の1兆2413億円に成長するという。今後特に注目されるのは銀ナノペースト。2006年には2.5億円と見込まれる市場が2010年には12億円に拡大すると予測する。