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QUALCOMM社のチップセットを内蔵した富士通製のパソコン
QUALCOMM社のチップセットを内蔵した富士通製のパソコン
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バッテリ・パックを取り外した箇所にSIM(加入者識別モジュール)の装着スロットを設けた
バッテリ・パックを取り外した箇所にSIM(加入者識別モジュール)の装着スロットを設けた
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 「ITU TELECOM WORLD 2006」の米QUALCOMM Inc.のブースでは,HSDPA対応のチップセット「MSM6280」を内蔵した富士通製のパソコンが出展されている。QUALCOMM社の説明員によると,欧州,シンガポール,香港,インドネシア向けに販売している機種という。

 MSM6280は,下り方向について最大7.2Mビット/秒の通信が可能だが,実際のサービスで得られる速度は通信事業者の設備によって異なる。例えば,2006年11月にサービスが始まったというシンガポールでは最大1.8Mビット/秒,香港では3.6Mビット/秒の通信が可能になる。

 会場の説明員によると,HSDPAサービスのカバー範囲は,シンガポールではシンガポール島のほぼ全域,香港は香港島およびその周辺という。

 パソコン利用の場合には送受信するデータ量が膨大になることから,通信料金が気になるところ。いずれの地域でも通信量によらず定額であり,月額料金はシンガポールでは20米ドル程度,香港では60米ドル程度だという。