PR

 帝人化成は,中国でポリカーボネート(PC)樹脂の需要が拡大しているのに対応し,現地法人である帝人聚●酸■(●=「石」偏に「炭」,■=「酉」偏に「旨」,本社浙江省)に3番目となるラインを設置して生産能力を増強する。2007年8月に着工し,2009年3月に本格稼働する予定だ。新ラインの生産能力は,年産で6万t。これにより中国での生産能力は,年産16万tとなる。

 PC樹脂の世界需要は,年率7%程度で成長が続く見通しで,特に中国では14%の成長が見込まれる。主な用途は,電気・電子部品やOA機器向けのコンパウンド品だが,今後は,自動車向けの需要も期待できるという。今回新設するラインは,こうしたコンパウンド品の需要に対応するもので,投資額は約110億円。

 帝人化成はこのほか,上海に年産4.3万tのコンパウンド工場を稼働させており,2007年12月には6.3万tに引き上げる計画。加えて2005年9月には同コンパウンド工場の敷地内にテクニカルセンターを設置し,技術支援体制も整えた。