PR

 米Teknovus, Inc.は,2.5Gビット/秒を実現する光回線加入者宅側終端装置(ONU)用MACコントローラ「TK3714」を発売した(発表資料)。IEEE 802.3ah規格の伝送速度1.25Gビット/秒のGigabit Ethernet Passive Optical Network(GE-PON)に完全準拠し,既存の1.25Gビット/秒GE-PON対応製品と完全に下位互換。光ファイバ・ネットワーク設備を変更せず,IEEE GE-PONでG-PON(ITU-T G.984)規格と同等の速度である2.5Gビット/秒のサービスを提供できるという。

 TK3714をあらかじめONUに搭載しておけば,電話局側終端装置(OLT)の変更だけで,1.25Gビット/秒から2.5Gビット/秒GE-PONへ移行できる。コストのかかるONUの交換は必要ない。下り回線速度を自動的に計測する機能を搭載しており,加入者ごと,サービスごとにサービス品質(QoS)を管理できる。これにより,音声,ビデオ,データ通信といういわゆるトリプル・プレイのサービスを提供する事業者は,既存のIPTV配信技術を活かし,QoEを保ちつつ,HDTVのチャネルを増やすことができる。

 5カ国で25以上の通信事業者に採用された。そのうち最初に採用を決めたのはKDDIで,光回線接続サービス「ひかりone」で展開しているIPによる映像配信サービス拡張のため,これを活用しているという。