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 タンガロイ(本社川崎市)は,中国のタングステンメーカーである南昌硬質合金に資本参加すると発表した。これにより同社は,中国の減産政策によって価格が高騰しているタングステン粉を安定して調達するとともに,品質の確保を図る。

 南昌硬質合金の筆頭株主である五鉱有色金属股■(人偏に「分」)は,タングステン製品を輸出する中国の最大手。傘下に中国のタングステン鉱山会社を複数保有しているため,タングステンを確保しやすい立場にある。そこでタンガロイは,五鉱グループの五鉱投資発展が保有する南昌硬質合金の株式21.43%を譲り受け,資本参加することを決めた。江西省当局の批准を得られ次第,2006年中に南昌硬質合金を中外合弁会社とする。

 タンガロイと五鉱グループは今後,原材料以外での協業についても検討する予定。なお,現在タンガロイがタングステン粉を調達している取引先からは,引き続き購入を続けるという。