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学習研究社 代表取締役社長の遠藤洋一郎氏
 学習研究社は,SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)などを含めたWWWサイトの拡充に乗り出す。同社は現在,約80の雑誌を出版,その宣伝サイトなどを含めて約100のWWWサイトを運営しているが,今後は単なる雑誌の宣伝や紹介にとどまらず,動画での情報配信やSNS,通信販売(eコマース)といったサービスをインターネット経由で提供していく。2007年3月までに,こうしたサービスの提供を行うサイトを22個立ち上げる計画だ。

 学研がネット事業の充実を図る一番の目的は集客にあるという。雑誌の売り上げが落ち込む傾向にある中,雑誌取材の様子を動画で配信したり,パズルや占いなどを無料提供することでユーザーを集め,雑誌の販売促進につなげる考えだ。無料登録制のWWWサイトとすることで,特定の分野に興味のあるユーザーのリストを獲得する狙いもある。

 運営は,各サイトのシステム部分を一括導入・開発し,コンテンツ部分を雑誌編集者などが担当する。こうしたWWWサイトの充実にあてる投資金額は,宣伝費3億円を含めて2007年3月までに15億円。2006年度,2007年度は赤字の見込みだが,2008年度には売上高30億円,営業利益10億円を目指す。売り上げ30億円の内訳は,広告収入(雑誌とのタイアップ広告を含む)で15億円,コンテンツ配信・販売で8億円,物販で5億円,一部サイトの課金と携帯電話機への配信料で2億円を予定している。


「パーゴルフオンライン」の画面例。ユーザーがスイングを携帯電話機で撮影して動画データを投稿し,公開レッスンを受けることもできる。


「Bibus」の画面例。芸能プロダクション所属のアイドルがブログなどを公開,ユーザーは人気投票などに参加して「育成」気分が味わえる。


「DrivingFuture」の画面例。雑誌「ルボラン」編集部を中心としたスタッフが記事を毎日更新。取材の様子を動画でも公開する。


「valuenavi」の画面例。「オンラインセレクトショップ」として,男性向けの時計などを紹介・販売する。