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 情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)が,日本国内の通信機器の市場調査を発表した(発表資料)。それによると,2006年度の通信機器全体の市場規模は対前年度比1.7%増の4兆3319億円の見込みで,ほぼ横ばいの推移となる。

 市場の中で成長を示した通信機器は,第3世代(3G)携帯電話機のエリア拡大などに伴って特需的な増加を示した基地局通信装置,FTTHやNGN(Next Generation Network:次世代通信網)に向けた光通信のアクセス機器,オフィス向けビジネス複合機などである。一方,縮小を示した通信機器は新規加入数が伸び悩む携帯電話機などである。携帯電話機市場は,2000年度以降急速に成長し,通信機器市場において半分以上の金額を占めるまでになったが,ここ数年は成長が停滞している。


通信機器の市場額の構成比

 2007~2011年までの国内通信機器市場は逓減傾向だとCIAJは予測する。2011年の通信機器市場は全体で4兆484億円程度とする。電話,放送,データ通信を一体化するトリプル・プレイ・サービスや新世代の携帯電話機の普及,モバイル環境の充実などに伴い高機能な通信機器が出現するものの,インフラ分野のIP化による価格下落や,買い替え需要が中心となる携帯電話機市場における価格低下が市場の足を引っ張るからだという。


通信機器市場の予測結果