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2006年第3四半期のメーカー別シェア(単位はシェア,成長率とも%)
 米DisplaySearch社の調査によると,2006年第3四半期(7月~9月)のデスクトップ・パソコン向け液晶モニタの世界出荷台数は,第2四半期(4月~6月)比で16.3%増の3460万台に達した。ただし,価格の下落が進んでいるため,金額ベースでは7.4%増にとどまった。

 品種別の動向では,買い替え市場におけるワイド画面への移行が顕著になっている。例えば,北米市場は直前四半期比でわずか2%の出荷増にとどまったにも関わらず,ワイド品の出荷量だけに限れば266%の成長率を記録した。

 全世界の出荷増を牽引しているのは,EMEA(欧州,中東,アフリカ)地域だ。地域別の市場シェアで最大の37.3%を占め,直前四半期比の成長率は34%と世界平均を大きく上回っている。画面サイズ別には,19型のSXGA(1280×1024画素)品が39%増,17型のSXGA品が27%増となっている。なお,19型ワイド品の出荷は,15型XGA(1024×768)品を抜いて,この2品種に次ぐ出荷シェア3位となっており,EMEA地域においてもワイド画面への移行傾向が強まっていることがわかる。

 メーカー別には,韓国Samsung Electronics Co.,Ltd.や台湾Acer, Inc.,韓国LG Electronics Inc.といったアジア勢がシェアを拡大している。米Dell, Inc.が直前四半期から出荷台数を3%減らしているのに対して,Samsung社は41%増,Acer社は49%増,LG社は62%増となった。