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 米Genesis Microchip Inc.は,韓国のODM(Original Design Manufacturer,他社ブランドの製品を設計から製造まで手掛ける企業)であるDigital STREAM Technology, Inc.(DST社)が,Genesis社のデジタル・テレビ・コントローラ「PurVIEW HD 500(gm10500)」とビデオ・コントローラ「FLI8668(“Cortez Advanced”)」を併用したデジタル・テレビ製品の供給を始めたと発表した(発表資料)。Genesis社によれば,gm10500とCortez Adovancedを組み合わせたこの設計は,アナログ(NTSC)およびデジタル(ATSCとClear QAM)両方の1080p入出力機能を1枚の基板で実現するもの。これをプラットフォームとして用いれば,高性能なデジタル・テレビの開発に当たり,コスト削減や開発期間を短縮できるとしている。DSTは,このリファレンス・デザインのライセンス供与も行っているという。

 gm10500は,HDTV映像処理機能とUMA(Unified Memory Architecture)対応のMPEG 2復号機能を持つもの。ATSC,DVB,OpenCableに完全準拠している。米MIPS Technologies, Inc.による32ビットのCPUコア,画像処理エンジンを搭載。ファームウエアの書き換えが可能で,デジタル放送信号の復号化だけでなく,複数の方式による音声処理にも対応する。また,独自のVideo Expansion Interface(VXI)で,ユーザー・インタフェースや電子番組表(EPG)画面の画質を保つという。これとCortez Advancedとを併用しモジュール化した今回の設計では,1080pまでの映像を高画質でパイプライン処理できるとしている。

 両社は,この設計に関するハードウエア/ソフトウエア両面の開発において緊密に協力していく。Genesis社は,DST社のプラットフォームを自社の顧客にリファレンス・デザインとして提供する。DST社は,Genesis社の顧客にソフトウエア・ソリューションを提供する。