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 インターネット調査会社のマクロミルとインターワイヤードの2社がゲーム機に関する調査結果をそれぞれ発表した。マクロミルは「Wii」,「プレイステーション 3」,「Xbox 360」の3種類の据え置き型次世代ゲーム機に関して,インターワイヤードは「ニンテンドーDS」などの携帯型ゲーム機に関して調査した(マクロミル発表資料)(インターワイヤード発表資料)。

高年齢層の女性を取り込んだWii

 マクロミルの次世代ゲーム機に関する調査は,20~49歳までの何らかの家庭用ゲーム機の所有者かつ使用者が対象。3種類のゲーム機の中で最も購入意向が高いのは,37.2%が「既に購入した」または「購入したい」と答えたWiiとなった。続いてプレイステーション 3が24.1%,Xbox 360が5.1%だった。性別,年代別に購入意向を見ると,プレイステーション 3は男性32.7%,女性15.3%と男女で購入意向に差があるのに対し,Wiiは男性が39.5%,女性が34.9%と女性の購入意向が男性に迫る結果となった。年代別に見ると,女性では年代が高くなるにつれてWiiの購入意向が高まるという傾向があり,Wiiは他のゲーム機よりも女性にアピールしているといえそうだ。

 各ゲーム機に対する評価項目からも,Wiiと他のゲーム機との違いがうかがえる。Wiiに対する評価で最も高いのは「今までにないゲームが楽しめそう」の83.4%。この項目はプレイステーション 3では52.8%,Xbox 360では42.3%にとどまる。「数多くのゲームが楽しめそう」もWiiでは64.8%と比較的高い評価だが,プレイステーション 3では48.0%,Xbox 360では34.6%となった。一方,プレイステーション 3に対する評価で最も高い項目は,「迫力ある高画質のゲームが楽しめそう」の78.4%。Xbox 360でもこの項目は57.7%を示すが,Wiiに対しては32.6%と低い数字となった。家庭用ゲーム機でありながら運動もできる新たな操作感のWiiと高画質のプレイステーション 3では,ユーザーに異なるイメージを与えていることがうかがえる。両者の違いは購入したいと思わない理由にも現れた。プレイステーション 3では「価格が高いから」がトップで66.0%を示すのに対し,この理由はWiiでは18.9%。Wiiの理由で多いのは「現在持っているゲーム機で十分だから」の45.6%と「やりたいゲーム・ソフトがないから」の43.3%。Xbox 360でもこの二つの理由が上位2位を占めている。

携帯ゲーム機で最も遊ぶのは脳力トレーニング

 インターワイヤードの携帯型ゲーム機に関する調査は,10代以下~60代以上までを対象とする。携帯型ゲーム機を持っているのは全体の45.0%だった。最も持っている人が多い携帯ゲーム機はゲームボーイミクロを除く「その他のゲームボーイ」の24.1%である。続いて「ニンテンドーDS」の17.9%,「ニンテンドーDS Lite」の14.4%,「プレイステーション・ポータブル」(以下PSP)の10.7%となる。

 ニンテンドーDS,ニンテンドーDS Lite,PSPの三つでゲーム機別の使用頻度を見ると,「毎日」という回答はニンテンドーDS Liteの使用者が最も多く31.8%だった。続いて,ニンテンドーDSが21.9%,PSPが14.7%となっている。全体的な傾向を見ても,PSP使用者はニンテンドーDS,ニンテンドーDS Liteよりも使用頻度が低いといえる。よく遊ぶゲーム・ソフトのジャンルで最も回答が多いのは脳力トレーニング。特徴的なのは,男女共に年代が高くなるにつれて脳力トレーニングで遊ぶ人の割合が高くなり,どの年代においても男性よりも女性の方が遊ぶ人が多いことである。30代以上では男女とも50%以上の人がよく遊ぶと答えている。ニンテンドーDS,ニンテンドーDS Liteの使用頻度が高いのも,脳力トレーニングの人気と関係しているといえそうだ。

 ゲーム以外の機能を使ったことがある人の割合は,ニンテンドーDS,ニンテンドーDS Liteでは32.7%,PSPでは56.1%となった。PSPでゲーム以外に使われる機能は音楽再生機能,動画再生機能などである。また,各ゲーム機の良いところを挙げる回答において,ニンテンドーDS,ニンテンドーDS Liteで最も多いのは「ソフトが面白い」の60.7%,PSPでは「画面の大きさ/美しさがよい」の40.6%となる。「ソフトが面白い」という回答についてはPSPでは33.7%となり,ニンテンドーDS,ニンテンドーDS Liteと大きく隔たる結果となった。