PR
[画像のクリックで拡大表示]

 米Analog Devices,Inc.は,HDMI1.3対応の受信ICなどを発売する(発表資料)。具体的には,受信IC「AD9388A」,マルチプレクサIC「AD8196」「AD8197」,携帯機器向け送信IC「AD9387」である。AD9388AとAD8196,AD8197はいずれも信号線1対あたりの伝送速度が2.25Gビット/秒,ケーブル1本当たりの伝送速度が6.75Gビット/秒の信号に対応できる。例えばRGB各色12ビットで合計36ビット,1080×1920画素,フレーム周波数が60フレーム/秒の映像信号を扱える。ただしAD9387の伝送速度は最大信号線1対あたり800Mビット/秒,ケーブル1本あたり2.4Gビット/秒である。

 AD9388AはHDMI端子のほか,12チャネルのアナログ信号の入力端子や10ビットのA-D変換器を備える。AD8196とAD8197はHDMIの入力端子を2系統備える。AD9388A,AD8196とAD8197はいずれもイコライザを内蔵しており,それぞれ30m,20m,20mのケーブルを用いた信号伝送に対応できるという。

 AD9387の消費電力は待機時で20μW,信号線1対当たり800Mビット/秒,ケーブル1本当たり2.4Gビット/秒で伝送した場合で同100mWだという。そのほか低コストな品種AD9387NKも用意した。電源電圧は1.8V。

 パッケージは,AD8196が56端子のLFCSP,AD8197が100端子のLQFP,AD9388Aが144端子のLQFP,AD9387とAD9387NKがいずれも64端子のLFCSPもしくは76端子のBGAに封止する。量産時期はAD8196とAD8197が2007年1月,AD9388Aが同年4月,AD9387が同年3月,AD9387NKが同年2月を予定する。1000個購入時の単価は,AD8196が2.75米ドル,AD8197が4.95米ドル,AD8188Aが9.96米ドル,AD8137が4.86米ドル,AD8137NKが4.39米ドルである。