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IT関連機器市場の規模予測
IT関連機器市場の規模予測
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放送市場の規模予測
放送市場の規模予測
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 野村総合研究所は2011年までの国内のIT関連機器市場と放送市場の規模予測を発表した(発表資料)。

 IT関連機器市場においては,市場の大半は2011年まで台数ベースで成長を維持するという。しかし,単価の下落により金額ベースの市場規模は縮小傾向になる。鈍化した市場の中で比較的成長が高いと予想されるのは携帯電話機。BRICs市場を中心に成長を続け,2011年度には12億台を超えると見られる。薄型テレビ市場は2010年まで台数ベースの成長を維持し,2011年の出荷台数は1億3000万台近くまで伸びると予測されるものの,2011年以後はほぼ横ばいになると見込む。金額ベースでは2010年ころをピークに市場は縮小する。デジタル・カメラ市場は,台数ベースで2008年ころに9140万台程度でピークを迎える。金額ベースでは早ければ2007年から減少傾向に転じる可能性があるという。

 放送市場は薄型テレビの買い替え需要に後押しされ,地上デジタル放送市場,BSデジタル放送市場ともに順調な成長が見込まれるという。2011年度末には地上デジタル放送は3997万世帯,BSデジタル放送は2813万世帯に普及すると見込む。金額ベースではそれぞれ2兆1490億円,5972億円の市場になる。同社によれば,今後有料の多チャンネル放送の市場では,ケーブルテレビ事業者とIP放送事業者,衛星放送の事業者が競合することになり,経営統合や提携による業界再編が進むという。