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 電子情報技術産業協会(JEITA)によれば,2006年11月の民生用電子機器の国内出荷金額は前年同期比1.5%減の2609億円と,4カ月ぶりに前年実績を下回った。車載機器の出荷金額は同7.2%増の693億円と好調を維持しているが,映像機器は同0.3%増の1732億円と微増にとどまり,音声機器は同22.9%減の184億円と大きく落ち込んだ。

 映像機器では,薄型テレビだけが出荷を伸ばしており,それ以外の品目は前年割れしているか,前年比で微増にとどまっている。液晶テレビの出荷台数は前年同期比28%増の59万台,PDPテレビは同44.2%増の9万9000台だった。液晶テレビの出荷台数がCRTテレビを上回って久しいが,PDPテレビもCRTテレビとの差を詰めてきている(下図)。


国内におけるテレビ出荷台数の推移(2005年1月~2006年11月,単位:万台)

 音声機器の落ち込みは,JEITAによれば,携帯型音楽プレーヤが大幅に伸びた前年の反動という。ハード・ディスク装置(HDD)やフラッシュ・メモリを内蔵する携帯型音楽プレーヤの2006年11月の出荷台数は63万5000台だった。なお,JEITAはこうした携帯型音楽プレーヤの出荷台数を2006年1月から公表しているため,前年との比較はない。

 車載機器では,HDDを内蔵するカーナビや車載テレビが好調だ。HDD内蔵型カーナビの出荷台数は前年同期比29.1%増の20万2000台,車載テレビは同5.5%増の9万8000台である。車載DVD機器も出荷規模は2万5000台と小さいながら,成長率は37.4%と高い水準で推移している。