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携帯電話市場の規模予測
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ブロードバンド市場の規模予測
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ネット・ビジネス市場の規模予測
ネット・ビジネス市場の規模予測
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  野村総合研究所は2011年までの国内の携帯電話市場とブロードバンド市場,ネット・ビジネス市場の規模予測を発表した(発表資料)。

 携帯電話の契約回線数は微増傾向で,2008年の初めには1億回線を超え,2011年度末には1億826万回線まで増加すると見込む。しかし,携帯電話の1契約あたりの平均利用料は下落傾向で,携帯電話の通信事業の市場規模は縮小が予測される。平均利用料の下落を年率2%と楽観的に想定しても,2009年度の7兆2624億円を境に減少すると推計する。通信方式は,2010年度末にはほぼ第2世代(2G)携帯電話機から第3世代(3G)携帯電話機に移行が完了するという。

 ブロードバンド市場は成熟期を迎えるものの,光ファイバーが緩やかに普及するとみる。2011年度末に光ファイバーの加入世帯は1790万世帯,市場規模は7800億円を超えるとみる。2011年度末には,光ファイバー,ケーブルテレビ・インターネット,ADSLが合計で3089万世帯の家庭に普及すると予測する。世帯普及率は約60%に達する。この3つの市場を合わせて,2006年度の1兆961億円から2011年度には1兆3341億円を見込む。一般消費者のIP電話への加入者数は2005年度末の940万回線から2011年度末には1808万回線に増加するという。

 ネット・ビジネス市場は堅調な成長が見込まれる。成長の主軸はパソコンから携帯電話機に移り,特にインターネットを経由する消費者向けの商品やサービスの販売(BtoC EC)市場,音楽配信市場,インターネット広告市場の成長が著しいとみる。インターネット広告市場は全体としてはやや成長が鈍化するものの,2011年には広告費全体の10%を超える7417億円程度まで拡大するという。ブログやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)市場は2011年度に1706億円を見込む。ブログやSNSは市場規模こそ大きくはないが,個々のサイトから商品などの販売に結びつく効果がある。この影響を含めた2011年のインターネット経由の商品やサービス販売の市場は6兆円を越える見込みだという。