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　日立電線は，2007年4月1日付で，中国の江蘇省蘇州市に所在する子会社の日立電線（蘇州）と日立電線精技（蘇州）を合併すると発表した（発表資料）。日立電線（蘇州）は，エレクトロニクス機器向けの電線の製造・販売を手掛ける企業。日立電線精技（蘇州）は，これらの電線の加工部品や配線部品の製造・販売を手掛ける企業である。

　中国のエレクトロニクス機器向け電線の市場は，堅調に拡大している。日立電線は設立から3年が経過し，経営が安定した蘇州の両社を合併することにより，電線の製造から加工までを中国で一貫して行う体制にする。経営の効率を上げ，技術力や価格競争力の向上，高付加価値分野の事業への新規参入を目指すという。