シチズン時計とシチズンマシナリー（本社長野県・御代田町）はミヤノ（本社長野県上田市）とNC旋盤の開発，販売について協力する目的で提携に合意し，シチズン時計がミヤノの株式を取得する。シチズンマシナリーとミヤノはそれぞれこれまでNC旋盤を開発，販売してきているが，シチズンマシナリーが小型で高精度のワークを得意とするのに対し，ミヤノは大型で重切削を伴うワークを得意としている。つまり市場で直接競合しないが，一方で両社製品の大きさや形態は似ているため，技術面や資材調達については相互に協力することで効率化を図れると判断した。
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