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今回ソニーが発売するHD映像対応の小型ビデオ・カメラ
今回ソニーが発売するHD映像対応の小型ビデオ・カメラ
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今回ソニーが発売するSD映像対応の小型ビデオ・カメラ
今回ソニーが発売するSD映像対応の小型ビデオ・カメラ
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 ソニーは,HD映像が撮影できる小型ビデオ・カメラ「HDR-UX7」「HDR-UX5」「HDR-HC7」を発売する(発表資料)。民生用デジタル・ビデオ・カメラとしては世界で初めて広色域色空間の国際規格xvYCCに対応したという。HDR-UX7とHDR-UX5はDVDに画像を記録,HDR-HC7はDV方式のテープに画像を記録する。「ハンディカム」シリーズの新機種として,2007年2月10日に発売する。価格はオープン価格。

 HDR-UX7とHDR-HC7は,同社の従来品と比較して1.5倍に当たる320万画素のCMOSセンサを搭載した。また,画素配列を工夫して1画素あたりの面積を拡大して感度を向上させ,最低被写体照度5ルクスを実現した。動画撮影時には,信号相関画素補間により460万画素の静止画を同時に撮影可能。静止画のみでは,最大610万画素の画像を記録できる。また,同社のHD映像対応小型ビデオ・カメラとしては初めて,光学式の手ぶれ補正機能を持つ。本体に内蔵されたセンサが手ぶれを感知すると,レンズそのものが上下左右にシフトし,光軸を曲げてぶれを補正する。

 HDR-UX5は,HDR-UX7の下位機種で,CMOSセンサは210万画素だが,静止画のみでは最大400万画素の画像を記録できる。動画撮影時には,230万画素の静止画を同時に撮影可能。手ぶれ補正機能は光学式ではなく,電子式となる。

 ソニーは,「ハンディカム」シリーズのSD映像対応小型ビデオ・カメラも発売する(発表資料)。DVDに画像を記録する2機種とHDDに記録する2機種,DV方式のテープに記録する1機種の計5機種である。DVDを記録媒体とする高位機種「DCR-DVD508」は,HD映像対応のHDR-UX7に搭載されたものと同じCMOSセンサを搭載し,最低被写体照度3ルクスを実現。静止画では,最大610万画素の画像を記録できる。光学式の手ぶれ補正機能を持つ。

 発売日は,DCR-DVD508とDVテープを記録媒体とする「DCR-HC48」が2月10日,DVDを記録媒体とする「DCR-DVD308」とHDDを記録媒体とする「DCR-SR300」「DCR-SR62」が3月10日。価格はオープン価格。