ルネサス テクノロジは,カーナビ向けSoC「SH7770」用の描画ソフトウエア「MAPGLグラフィックスソフトウェアエンジン」を開発した。SH7770が内蔵する「グラフィックスエンジン」のハードウエア性能を最大限に引き出すことで,多彩なグラフィックス・アプリケーションの高速処理を実現できるという。さらに,グラフィックス・アプリケーションの開発期間を同社比で最大約1/3に短縮できるとする。2007年1月31日からサンプル出荷を開始する。 現在,カーナビの主な機能である地図表示は,より見やすく,より多彩なグラフィックスを実現するようになっている。さらに,例えば携帯電話を経由してさまざまな情報をリアルタイムに取得して表示することなども必要とされる。こうしたことから,カーナビのグラフィックス機能はソフトウエアの規模が増大し,複雑化しているのが現状だ。今後のシステム開発では,描画性能の向上だけでなく,ソフトウエアの生産性向上が課題である。ルネサステクノロジはカーナビで現在多用されているSH7770を使用して,高機能で高性能なグラフィックス・アプリケーションをより短期間で開発できることを狙い,今回の製品を開発したという。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
-
会員の方はこちら
ログイン -
登録するとマイページが使えます
今すぐ会員登録(無料)
日経クロステック登録会員になると…
・新着が分かるメールマガジンが届く
・キーワード登録、連載フォローが便利
さらに、有料会員に申し込むとすべての記事が読み放題に!
春割キャンペーン開催中!
>>詳しくは
日経クロステックからのお薦め
日経BP 総合研究所がお話を承ります。ESG/SDGs対応から調査、情報開示まで、お気軽にお問い合わせください。
ブランド強化、認知度向上、エンゲージメント強化、社内啓蒙、新規事業創出…。各種の戦略・施策立案をご支援します。詳細は下のリンクから。
「デジタル&ソリューション」をキーワードに、多様な事業を展開しています。
日経BPは、デジタル部門や編集職、営業職・販売職でキャリア採用を実施しています。デジタル部門では、データ活用、Webシステムの開発・運用、決済システムのエンジニアを募集中。詳細は下のリンクからご覧下さい。