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 任天堂の2006年第3四半期(2006年4~12月)までの業績は,新型ゲーム機「Wii」や携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」の好調な売上げにより好決算となった(発表資料)。売上高は対前年同期比72.8%増の7125億円,営業利益は同102.5%増の1676億円となった。

 2006年4~12月までのニンテンドーDSと同 Liteの合計販売数は1888万台。年末商戦を含む10~12月には879万台を販売し,7~9月の555万台を大きく上回った。全世界での累計販売台数は3561万台,国内では1443万台である。現在は250万台/月の生産体制で臨んでいるという。対応ソフトウエアも4~12月には世界で9380万本を販売。10~12月の3カ月の販売数は,それ以前の6カ月の合計販売数4316万本を越える5064万本となった。2006年5月に発売した「New スーパーマリオブラザーズ」は,2006年12月までに世界で864万本売り上げたという。

 一方,2006年11月に発売されたWiiの世界での累計販売数は319万台と好調。同社は2006月12月末までに400万台を製造し,2007年1~3月までは1カ月当たり100万台を製造するという。対応ソフトウエアの販売数は1751万本となった。「Wii Sports」は,海外で本体に同梱された分も含めると,2006年12月までに297万本を販売したという。

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