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映像出力端子用バッファIC「SM5319AV」
映像出力端子用バッファIC「SM5319AV」
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 セイコーNPCは,薄型のデジタル・テレビに向け,映像出力端子用のバッファIC「SM5319AV/BV」を発売した(発表資料)。出力バッファに加え,コンポジット信号出力用Y/Cミキサ,アンチエイリアシング・フィルタを8端子のVSOP 1チップに集積している。映像出力部の実装面積縮小および低消費電力化に寄与するという。

 Y/Cが分離しているS映像信号の入力に対し,S映像信号とコンポジット信号を同時に出力できる。利得は,SM5319AVが6.0±0.5dB,SM5319BVが9.1±0.5dBである。動作電圧は5V。消費電流は標準で35mAとしている。

 サンプル価格は1個105円。既に量産出荷を始めており,生産規模は月産50万個を予定している。