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 米Analog Devices, Inc.は,2007年2月3日を期末とする2007年度第1四半期の決算を発表した(発表資料)。売上高は対前年同期比11%増の6億9161万米ドル,営業利益は同23%増の1億6325万米ドルとなった。純利益は同27%増の1億5323万米ドルだった。売上高のうち,製品の売り上げによるものは対前年同期比6%増の約6億5661万米ドルで,技術ライセンス料は3500万米ドルとなった。

 製品別の売上高の比率は,アナログ製品が83%,DSP(digital signal processing)製品が17%だった。アナログ製品の売上高は対前年同期比13%増,対直前期比1%増の5億4634万米ドルだった。前年同期と比べてデータ変換器の売上高は13%,アンプの売上高は14%増加した。

 DSP製品の売上高は,対前年同期比20%減,対直前期比9%増の1億1027万米ドルだった。前年同期比からの減収の大部分は,DSPベースのDSL向け集積回路(ASIC)とネットワーク・プロセサ製品の製造ラインの売却によるという。DSP無線チップセットの売上高は,2006年第4四半期に減少したが,2007年第1四半期は増加した。また,汎用DSP製品の売上高は,対前年同期と比べて18%の伸びを示した。

 用途別の売上比率は,産業機器向けが44%,通信向けが26%,民生機器向けが20%,コンピュータ向けが10%となった。前年同期と比べて売上高が増加したのは産業機器向けと民生機器向けで,それぞれ14%と35%の増加となった。売上高が減少したのは通信向けとコンピュータ向けで,それぞれ9%と20%の減少となった。

 2007会計年度第2四半期については,売上高が6億4000万~6億7000万米ドルになる見通しだという。同社のPresident兼Chief Executive OfficerのJerald G. Fishman氏は,「顧客と販売代理店からの需要が2007年1月から引き続き増加している。これは業界が上向いてきた兆候だと判断している。したがって,第2四半期は好業績になると予測している。」と話す。

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