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 米Analog Devices, Inc.は,16×9マトリクスのクロスポイント・スイッチ「AD8175/8176」と,差動ドライバ/レシーバ「AD8145/8146/8147/8148」を発表した(発表資料)。帯域幅500MHzに対応する。アナログ・ビデオ用で,これらの併用により,業界最高速でUXGA(1600×1200画素)またはQXGA(2048×1536画素)のマルチチャネル・ビデオ配信システムを実現できるとしている。アナログ・ビデオは,実装コストが安く,より離れた所まで高分解能でビデオ配信できることから,小売店,公共施設,KVM(一組のキーボード,ディスプレイ,マウスから複数の機器を操作する)システムに適しているという。

 クロスポイント・スイッチのAD8175は利得が+2,AD8176は利得が+4。スルー・レートは1800V/μs。差動でもシングルエンドでも動作できる。電源電圧は±2.5Vまたは+5V。消費電力は3.5Wである。現在いずれもサンプル出荷中で,AD8175は2007年4月,AD8176は7月に量産出荷を始める予定。パッケージは676端子のPBGAで,拡張工業用温度範囲-40~+85℃で動作する。100個受注時の参考単価は95米ドル。

 差動アンプのAD8145/8146/8147/8148は,550MHz以上にも対応できる。Category 5のケーブル上で,RGBと同期信号を送受信する機能を1チップに集積している。AD8145は現在量産出荷中,その他はサンプル出荷中で,2007年4月に量産出荷を始める予定。パッケージは,いずれもLFCSP。1000個受注時の参考価格は2.89~3.09米ドル。