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 三洋電機は,2007年下期に子会社3社を清算すると発表した。清算を予定しているのは,中国の家電大手である海爾集団公司(ハイアール)の製品を日本市場に販売してきた三洋ハイアール(Tech-On!関連記事1),半導体レーザや発光ダイオード(LED)を生産してきた中国の鳥取三洋電機(シンセン)有限公司,社内外の人材教育事業を手掛けてきた三洋エデュケイションの3社。三洋ハイアールを2007年8月に,鳥取三洋電機(シンセン)を同10月に,三洋エデュケイションを同7月に清算する。

 ハイアールとの合弁としては他に,冷蔵庫の開発・製造会社である「ハイアール三洋」があるが,こちらは継続していくという(Tech-On!関連記事2)。LED事業に関しても,閉鎖する中国子会社の親会社である鳥取三洋電機香港が引き続き運営する。現時点で3社の従業員は20人超で,三洋電機グループ内へ移籍する予定。これらの清算が業績に与える影響は軽微という。

「粉飾」は否定,だが訂正はする

 三洋電機は同日,過去の決算に関し,いわゆる「粉飾」があった疑いで証券取引等監視委員会の調査を受けている件について,該当期間の単独決算を修正する考えを明らかにした。2000年度~2004年度の関係会社の株式評価を見直し,減損処理を修正するという。「粉飾があったとは認識していないが,当局の指摘を受け止めて自主的に修正を行う」(同社広報)。