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ソニーが発売する簡易型カーナビ。ゼンリンの地図を採用する
ソニーが発売する簡易型カーナビ。ゼンリンの地図を採用する
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図2 別売りのVICSビーコン・ユニット。FM多重には対応していない。
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 ソニーは,簡易型カーナビ「nav-u NV-U1」を2007年3月22日に発売すると発表した(図1)。価格はオープンだが,実売価格は6万円前後になる見込み。同カーナビの特徴は,気圧センサと加速度センサを使って自車位置精度を高める「Position plus」機能を搭載したほか,別売りのVICSビーコン・ユニットを接続できること(図2)。

 Position plusは,通常のGPS測位に加えて,車両の上下方向を気圧センサで,進行方向の加速度を加速度センサで検出することで,トンネルや地下道,ビルの谷間などGPS受信が安定しない場所でも自車位置を補正してルート案内ができるとしている。一方,別売りとなるがクレードル部分に簡単に装着できるVICSビーコン・ユニット「NVA-VB6」を用意しており,光ビーコンや電波ビーコンから渋滞情報を受信することで,渋滞回避の検索が可能という。NVA-VB6の実売価格は2万円前後になるもよう。

 今回発売する機種は4.3型のタッチパネル方式の液晶ディスプレイを搭載し,記録媒体には容量512Mバイトのフラッシュ・メモリーを内蔵するほか,メモリースティックを補助メモリーとして利用可能。OSにはLinuxを採用した。CPUは動作周波数300MHzのものを搭載しているという。

詳細データの入ったDVD-ROMを付属

 本体には,全国版の地図データのほか,全国の「番地」までの住所検索データと,全国30万個所の施設検索データが入っている。さらに,付属のDVD-ROMには本体の入れ替え用データとして,全国6地域(北海道/東北版,関東版,中部版,近畿版,中国/四国版,九州・沖縄版)の詳細地図データをはじめ,各地域ごとの「号」までの住所検索データや詳細な施設データを収録している。

 このほか,付属のDVD-ROMには,メモリースティックを補助メモリーとして利用するための検索データ(全国の「号」までの住所データ,全国200万件の施設検索データ)を約900Mバイト分収録している。

 電源には,車内で利用するシガー電源のほか,家庭などでも利用可能なACアダプタを付属している。本体にはLiイオン2次電池を内蔵しており,電源がなくても通常モードで約4時間(スタミナモードで約6時間)の使用が可能という。本体の外形寸法は,134×79×44mmで,重さが約360gとなる。車内の設置には,吸盤にゲルを採用したクレードル付きアタッチメントを採用した。このアタッチメントは,空気を抜いてレバーでロックするだけでダッシュボードへの取り付けが可能である。

 ハードウエアは内製で,タイで製造する。ソニーは経営再建に向けて2006年3月末に国内向け車載機器の生産・販売の停止したが(関連記事),事業の再構築を図り,簡易型カーナビでソニーの特徴が生かせると判断して日本での販売を再開したとしている。