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図 オフィス向けエアコン「T-Personal Air」では,各個人がパソコンからエアコンを調節できる。
図 オフィス向けエアコン「T-Personal Air」では,各個人がパソコンからエアコンを調節できる。
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 大成建設は,オフィスなどに向けて個人がそれぞれ風量や風向を調節できる天井吊り型のエアコン設備ユニット「T-Personal Air」を開発した。各個人が自分の席のパソコンからIPネットワークを介して,天井吊り型のエアコンの吹き出し口にあるルーバーなどを操作できる。

 今回のエアコンは,個人を対象とした「タスク空調」と,全体を対象とした「アンビエント空調」の2系統のシステムで構成する。それぞれ別々のダクトを使用する。例えば,夏に全体の室温が28℃で暑いと感じる人は,タスク空調システムの個人用の吹き出し口からの風量を強めるなど,調整する。自分の席から離れる場合にタスク空調システムを切れば,その分消費電力を抑えることができるという。

 また,今回のタスク空調システムは机の配置を変更する場合に対応しやすいという特徴を持つ。吹き出し口の風向を変えられるほか,移動できる。従来,オフィスに向けた個人用エアコンは机やパーティション(間仕切り)などの家具に吹き出し口や操作用のスイッチが付随していたため,レイアウト変更などに対応しにくいという課題があったという。

 2系統のダクトは,照明器具などと一緒にユニット化した。ユニットを天井に収納する方式を採用することで,従来に比べて設置に必要な工事作業が少なく,コストを約10%削減できるとする。顧客から引き合いがあれば販売できる状態にあるとする。