PR

 米Atmel Corp.は,5.8GHz帯のコードレス電話機向けチップセットを発売した(発表資料日本語)。トランシーバ「ATR2820」とパワー・アンプ「ATR7040」で構成する。

 ATR2820は低IFアーキテクチャに基づくもので,電圧制御発振器(VCO),位相ロック・ループ(PLL)回路および3dBmの伝送出力,3線式シリアル・バスなどを1チップに収めている。データ転送速度は1.152Mビット/秒。DECTプロトコルを使用し,親機1台で最高6台の子機,ゲーム機のターミナル1台で6個のコンソールと接続できる。

 ATR7040は,供給電圧3.6Vで,25dBmまで増幅できる。アンテナ・フィルタを使わず,2dBの送受信切り替えスイッチを使用した場合,自由空間で約1600フィートまで送波できる能力があるという。供給電圧を高めれば,さらに出力を上げられる。

 消費電流は,平均的なRFモジュールで音声リンク1回線がアクティブな時に,26.5mAという。ATR2820を単体で適用して,2層プリント配線基板を使用したISM向け製品も設計可能としている。パッケージは,ATR2820が5mm角のQFN32,ATR7040が3mm角のQFN16。1万個受注時の単価は5.70米ドルから。