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 韓国Samsung SDI Co.,Ltd.は,厚さが0.74mmと薄い液晶パネルを開発した。開発品の発表ベースでは「世界で最も薄い」(同社)という。最近では,携帯電話機の薄型化のトレンドを背景に,小型液晶パネルの急激な薄型化が進んでいる(薄型化のロードマップや各パネル・メーカーの取り組みは,日経エレクトロニクス2007年2月12日号の特集記事に掲載)。

 開発したパネルの画面寸法は2.3型で,画素数は320×240。輝度は300cd/m2で,色再現範囲はNTSC規格比で70%という。

 薄型化によって生じる強度や耐久性の低下に対しては,「高強度Brick type Bezel」と「多層Hemming Bezel」と呼ぶフレームの技術によって対応を図ったと説明する。こうしたフレーム技術に関する特許を,国内外で10件取得したという。

 厚さ0.74mmの開発品と同時に,薄型パネルの量産技術も確立したとする。まずは2007年第2四半期に厚さ1.29mmのパネルの量産出荷を始める予定である。Samsung SDI社が現在量産しているパネルの厚さは1.7mmで,これより約0.4mm薄いことになる。