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図◎販売(出荷)台数の2006年度見通しと2010年度計画。
図◎販売(出荷)台数の2006年度見通しと2010年度計画。
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 富士重工業は、2007~2010年度の新中期経営計画を策定したと発表した。2010年度には、連結営業利益を800億円、営業利益率5%レベルを目標とした。2010年度の販売(出荷)台数目標は68万3000台で、米国を最重点市場とし日本と同じ23万6000台を計画している。

 計画では、(1)スバルらしさの追及、(2)グローバル視点の販売、(3)品質・コスト競争力の強化、(4)トヨタ自動車との提携効果の拡大、(5)人材育成と組織力の強化の五つを重点課題として挙げた。

 販売面では、米国の販売体制を強化する。北米に海外第一営業本部を新設し、生産・販売の一元管理を強化して収益力と機動性を向上。販売店は2006年の601店から2010年に625店まで増やし、販売強化地域であるロサンゼルスにサテライトオフィスを設立、市場の要望収集能力を向上させる。収集した要望に短期間で応じるため、柔軟な生産計画で市場との整合性向上を図る。

 米国を除く海外市場では、ディーゼル車やコンパクトカーの欧州投入や、欧州での販売・物流体制強化、ロシア・中国・東欧・北欧などの新興市場での販売網強化、海外地区担当制の確立によるサービス体制強化、各市場に柔軟に対応するため海外生産拠点の展開の検討などを目標とする。

 トヨタとの提携については、すでに発表済みの北米での「Camry」生産受託や、欧州向けコンパクトカーのOEM供給を受けるほか、開発受託および共同開発の検討などを挙げた。