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図◎産業用インク・ジェット・プリンタ「DMP-2831」
図◎産業用インク・ジェット・プリンタ「DMP-2831」
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 富士フイルムは,米FUJIFILM Dimatix社が開発し,生産する実験用インク・ジェット・プリンタ「DMP-2831」について,日本市場での販売を開始する(図)。産業用機器のアプリケーション開発に使うもの。ユーザーが開発する多様な液体を,任意の基材の任意の位置に,高精度で必要な量を吐出できる。発売日は2007年3月2日。価格は800万円。

 MEMS(micro electro mechanical systems)技術を使ったピエゾ方式のカートリッジ型プリントヘッドを採用した。任意の液体を専用のカートリッジに充填することで,簡単に吐出できる。カートリッジ内に充填する液体の容量は1.5mLと少量で評価し,実験できる。そのため,開発中である高コストの液体の浪費を避けられる。

 これまでインク・ジェット方式を利用したアプリケーション開発では,実験のために専用のインク・ジェット・プリンタを用意する必要があった。特注のため,コストが高く納期が長いという課題がある。富士フイルムは,こうした課題に直面するユーザーに対し,新しいインク・ジェット・プリンタにより低コスト,短納期での実験環境の提供を目指すという。

 なお,FUJIFILM Dimatix社は富士フイルムの100%子会社。