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工場,倉庫向けの「ペンチューラ」
工場,倉庫向けの「ペンチューラ」
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ホテル,店舗向けの「ベクター」
ホテル,店舗向けの「ベクター」
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 フィリップス エレクトロニクス ジャパン(本社東京)は,蛍光灯を搭載した照明器具を,本格的に日本市場で販売することを発表した。具体的には,電材総合商社である扇港電機(本社三重県四日市市)と販売代理店契約を結び,扇港電機の販売チャネルを通じてフィリップスブランドの照明器具を販売する。

 具体的には,2007年6月から工場や倉庫用の照明器具「ペンチューラ」を,2007年8月からホテルや店舗用の照明器具「ベクター」を販売する。ペンチューラ,ベクターともに,管径の小さいT5型蛍光灯を利用しているのが特徴である。T5型蛍光灯は,例えばホテル室内の足元を照らす照明用器具などに利用されているものの,一般の照明器具としては,T5型蛍光灯よりも管径が大きいT8型蛍光灯などが利用されているのが一般的。T5型蛍光灯は明るさが足りなかったからだ。

 同社は今回,反射板や専用インバータなどを改善することで,T5型を採用しながらも一般的なT8型などの照明器具とほぼ同等の明るさを実現できたという。それでいて消費電力を半分以下とする。蛍光灯の管径が小さい分だけ素材の使用量も少なくできる。さらに,フィリップスの造る蛍光灯は他社製のものに比べて大幅に水銀の使用量を抑えているという。これら環境に配慮しているというメリットを,日本市場でアピールしていく。

環境重視は受け入れられる

 日本の照明器具の市場は「毎年数%成長している程度」(照明機器事業部事業部長の横田親弘氏)。今後も大きな成長を見込める市場ではないものの,環境に配慮しているというフィリップスの製品のメリットは,日本の消費者に十分に受け入れられると判断。これまで照明器具メーカーへのOEM販売に限っていたものを,扇港電機の広い流通チャネルを利用して販売することを決めた。

 初年度で20万台の販売を目標としているものの,「2年間は日本のニーズを学ぶための期間」(横田氏)と位置付けている。日本人の好む製品とは何かを吟味した上で,製品ラインアップの拡充を図っていく。